本企画は、同志社大学全学EVE実行委員会が宇治茶の魅力を発信し宇治茶の需要創出を支援する企画となっています。(企画協力:宇治市、京都府茶協同組合、宇治商工会議所)
・宇治茶はどこで作られているの?宇治茶とは、京都府・奈良県・滋賀県・三重県の4府県産茶を京都府内業者が京都府内において宇治地域に由来する製法により仕上加工した緑茶のことです。
・宇治茶の長い歴史宇治茶のはじまりは「鎌倉時代」。室町時代には足利幕府の奨励で宇治に茶園が開かれ、宇治茶の素晴らしさが全国に知れ渡りました。
江戸時代に入ると山城の国・宇治田原湯屋谷の「永谷宗円(ながたにそうえん)」が『宇治茶製法』と呼ばれるお茶のつくり方を生み出す。この製法は宇治にとどまらず大和(奈良)近江(滋賀)伊勢(三重)に広まって宇治茶製法で作られたお茶が日本中に広まりました。
・宇治茶はとても美味しい!宇治茶は、最上級のお茶である「玉露(ぎょくろ)」がつくられることで知られています。
「玉露」は、ふくよかな覆い香とまろやかなうまみを持っています。玉露に使われる茶葉は濃い緑色をしていて、茶葉をそのまま食べることもできます!
臨済宗の開祖として知られる「栄西」が『喫茶養生記』に‘‘茶は養生の仙薬なり。延齢の妙術なり。(お茶をたくさん飲んで長生きしましょう。)”と記したようにお茶はとっても身体に良い飲み物なんです。お茶に含まれる成分は美容にも健康にも良いものばかり!
〈お茶の成分〉[アミノ酸] – 脳神経の働きを活発にする[フッ素] – 虫歯予防[ビタミンA] – 肌に潤いを与える、呼吸・消化器官を丈夫にする[ビタミンC] – 疲れをとる、風邪予防、美白[ビタミンE] – 老化予防[カテキン] – 殺菌や腸の働きを整える作用で食中毒を防ぐ、ガン・生活習慣病予防